2月11日(土祝) |
10:00-15:00 |
Session 2 「劇場文化」の見えない被災と復興のプロセス
「建築、劇場、活動を被災地の視点から読み解く」
未曾有の大震災によって劇場も甚大な被害を受けながら、少しずつ復旧の過程を歩みつつある。
だが、震災直後からの表面的には見えにくい劇場文化の被災を振り返りながら、建築、劇場、活動の視点からそのプロセスと様々な課題を捉える。
「文化被災」の観点から震災直後から被災地のフィールドワークを重ねる建築評論家・五十嵐氏、
震災後早期に再開した仙南芸術文化センター所長・水戸氏、仙台を中心に演劇人の復興支援に尽力する鈴木氏を招き、
東北の劇場の現況を知る坂口氏のコーディネートによって、人が集まる場としての「劇場の役割」をあらためて捉え直す。
被災地を日々活動拠点とする全てのパネリスト達の議論を通して、次の可能性を読み解いていく。
◆講師
五十嵐太郎(東北大学大学院工学研究科教授)
水戸雅彦(仙南芸術文化センターえずこホール所長)
鈴木 拓(Art Revival Connection TOHOKU事務局長)
■コーディネーター
坂口大洋(仙台高等専門学校建築デザイン学科准教授) |
Session 3 「劇場経営」という視点で捉え直す「アートマネジメント」
これからの公共劇場運営に欠かせない「アートマネジメント」を、いままで欠落していた「劇場経営」という視点で捉え直そうというセッション。
文化、教育、福祉などを軸として、地域との結びつきを強める公共劇場運営のあり方を考える。
◆講師
中村 透(琉球大学教育学部教育学部長教授)
片山泰輔(静岡文化芸術大学文化政策学部教授)
米屋尚子((社)日本芸能実演家団体協議会芸能文化振興部部長)
衛 紀生(可児市文化創造センター館長兼劇場総監督)
■コーディネーター
草加叔也(空間創造研究所代表) |
15:30-17:30 |
Session 4 「公共劇場のゆくえ」
各セッションのコーディネーターを中心としてそれぞれに議論されたことを横断的に話し合い、公共劇場の方向性を探る。
特に、劇場法をにらんだ運営のあり方、日本版アーツカウンシルのあり方などを題材に、全員参加で熱い議論を繰り広げる。
◆講師
衛 紀生(可児市文化創造センター館長兼劇場総監督)
坂口大洋(仙台高等専門学校建築デザイン学科准教授)
草加叔也(空間創造研究所代表)
■コーディネーター
中川幾郎(帝塚山大学大学院法政策研究科教授) |
9:30-15:30 |
特別展示 「リニューアル時代を迎えた劇場」(パネル展示)
(展示内容は前日と同じです)
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17:30-18:00 |
閉会式 |