2月2日(土) |
10:00-15:15 |
Session 1
「文化政策における 行政とアートNPOの協働」
公共政策における公民協働(Public Private Partnership)の考え方は、
市民(NPO)セクター、市場(企業)セクター、政府(行政)セクターとの関係を再構築することにより、
単独では達成できない社会的に意義ある成果を創造し、新たな活動スキームを展開することにある。
このセッションでは新たな公共の担い手としてのNPOと行政との協働を芸術文化の領域から考えてみたい。
◎基調講演
中川幾郎 (帝塚山大学法政策学部教授)
◆パネリスト
小田 実 (愛知県県民生活部文化芸術課主査)
水谷 薫 (名古屋市市民経済局文化観光部文化振興室企画事業係長)
米津 眞 (岡崎市総務部行政改革推進課課長)
大谷 燠 (NPO法人ダンスボックス理事長)
大西光夫 (NPO法人ボランタリーネイバーズ理事長)
■コーディネーター
眞木宏哉 (実行委員/NPO法人世界劇場会議名古屋理事) |
Session 2 「舞台芸術と教育」
今日、学校教育や生涯教育における舞台芸術のはたす役割に関心が高まっている。
教育現場の問題は何か?市民が楽しく学べる環境づくりをどうするか?そのための人材育成をどうするか?
舞台芸術と教育の関わりをより充実したものにするために、
様々な実践例をふまえて専門家が責任を持って関わることのできるシステムをどのように創るかを考える。
(午前)ワークショップ・コーディネーターとしての体験とノウハウ、京都造形芸術大学舞台芸術学科の取り組み、
刈谷東高等学校の演劇部を活性化させ、全国優勝に導いた指導経験などを聞く。
■コーディネーター
二村利之 (七ツ寺共同スタジオ代表)
◆パネリスト
吉野さつき (ワークショップコーディネーター)
森山直人 (京都造形芸術大学舞台芸術学科准教授)
兵藤友彦 (刈谷東高等学校教諭)
(午後)午前のパネリストに加え、長久手町文化の家で実施された子どもたちへの音楽教育の取り組み、
プロ〜小中学生までのダンスワークショップの取り組み、自分の住む町に少年少女合唱団を創設した経緯などを聞く。
◆事例発表者
生田 創 (長久手町文化の家事業係主事)
倉知可英 (コンテンポラリーダンサー)
佐地多美 (声楽家/名古屋女子大学教授) |
Session 3 「劇場と大地震」
大地震が起きたら劇場はどうなるのか。
阪神大震災などの建物や舞台設備の被害状況の実例を学び、最新大規模リニューアルの事例を紹介する。
また、もし公演中に大地震が発生したら、緊急地震速報が出されたら、会館はどうしたらよいか、
主催者はどう対応するかなど、劇場の実態をふまえて様々な立場から討論する。
建築技術者、舞台技術者、会館関係者、企画者など劇場の安全に関わるあらゆる方に必見のセッションである。
(午前)
■コーディネーター
大月 淳 (名古屋大学大学院環境学研究科助教)
◎基調報告「阪神大震災から学ぶ―地震がおきたら劇場と舞台設備はどうなるか」
◆講 師
森田孝夫 (京都工芸繊維大学教授)
◎事例報告「大規模リニューアル事例―桑名市民会館」
◆報告者
飯田時久 (桑名市都市整備部建築住宅課長)
小山哲男 ((株)大建設計名古屋事務所設計室長)
(午後)
■コーディネーター
草加叔也 (空間創造研究所代表)
◎事例報告「阪神大震災の舞台設備の被害報告」
◆報告者
三精輸送機株式会社
◎座談会「大地震注意報が出たら…緊急地震速報が出たら…劇場はどう対応する?」
◆発言者
愛知芸術文化センター
(財)三重県文化振興事業団
太田けんじ ((有)アイズディレクターズコーポレーション代表取締役)
市川峰雄 ((有)サンデーフォークプロモーション営業制作本部) |
15:30-16:30 |
Session 4
「世界の『舞台芸術』…その潮流を読む」
文化の時代といわれる21世紀、いまその潮流が大きく変わろうとしている。
このセッションでは、モントリオール国際舞台芸術見本市代表アラン・パレ氏を迎え、その新しい流れを探る。
テーマ 「世界の舞台芸術のこれから」
◆講 師
アラン・パレ (モントリオール国際舞台芸術見本市(CINARS)代表(予定))
深川秀夫 (バレエ演出・振付家)
高谷静治 (NPO-DAM代表・フェスティバルディレクター) |
16:30-17:00 |
閉会式 |