セッション1 |
文化政策とこれからの劇場 〜21世紀の劇場運営〜 |
文化芸術振興基本法、劇場の量的/質的変化、表現者をめぐるグローバリゼーションの波などを受けて、 いま劇場そのものが、芸術の場として変革を強いられている。
しかしながら、どこに向かって、どんな方法で変革が進むべきなのか。 セッション1では、21世紀における劇場変革の方向性を、社会の上部構造から見直していく。
誰がイニシアチブを取り、どことどこがネットワークで繋がるべきなのか。 大いに議論していきたいと思う。
基調講演 | ● | 諸井誠 ((財)埼玉県芸術文化振興財団理事長) |
パネルディスカッション | ● |
パネリスト 諸井誠((財)埼玉県芸術文化振興財団理事長) 吉見俊哉(東京大学社会情報研究所教授) 西堂行人(演劇評論家) 大和 滋((社)日本芸能実演家団体協議会 芸能文化情報センター事務局長) コーディネーター 水野みか子(作曲家/名古屋市立大学芸術工学部助教授) |
セッション2 |
「集客」から「創客」へ |
我が国の芸術文化活動に対する行政上の方針が大きく転換しようとしている今日、稼働率や観客動員の問題に加えて、劇場は、個人の生活課題にまで対応できるような親密で持続的な関係を地域住民との間に結ぶことが求められている。そこで、このような課題を織り込んだうえでのマーケティングの可能性を探るとともに、劇場独自のさまざまな仕掛を通じて、住民を新たなる観客に作り上げて行く努力をしなければならない。これは言い換えれば「創客」と言う考え方であり、本セッションでは、この観点から、我が国の劇場運営をめぐる諸問題を再点検してみたい。
コーディネーター | ● | 衛 紀生 (演劇評論家/舞台芸術環境フォーラム代表) |
パネリスト | ● | 井関利明(千葉商科大学政策情報学部教授) 西川信廣(演出家/文学座) 佐村美章((株)博多座取締役総務部長) |
セッション3 |
舞台技術者の職能とその展開 〜技術認定制度について |
舞台技術の関係諸団体、大道具製作会社、舞台照明、舞台音響の技術者法人の代表に参加してもらい、 舞台技術の資格認定制度を中心に、舞台技術者の職能と社会的評価の確立について議論を重ねる。
コーディネーター ● 佐藤壽晃 (舞台照明家/劇場コンサルタント)
草加叔也 (技術監督/劇場コンサルタント)出席予定者 ● (社)全国公立文化施設協会
(社)日本芸能実演家団体協議会
(社)日本照明家協会
日本音響家協会
日本舞台音響家協会
全国舞台テレビ照明事業協同組合
日本舞台音響事業協同組合
日本舞台監督協会
日本舞台技術安全協議会
日本舞台美術家協会
(株)NHKアート
金井大道具(株)
(株)シミズオクト
(株)東宝舞台
日本ステージ(株)
(株)俳優座
愛知県舞台運営事業協同組合
セッション4 |
変わりはじめた地域の公共ホール |
近年、市民参加型の設計プロセスが注目を集めている。今回は、変革の時代に相応しい地域の公共ホールを取り上げ、最新の事例をもとに計画理念・デザインコンセプト等、主として建築的な側面からそれぞれの施設を解説するとともに、設計者の想いや葛藤などを熱く語る。また、この種の施設を計画するにあたっての問題点を整理し、今後の方向性を探る。
コーディネーター | ● | 小野田泰明 (東北大学大学院人間環境系都市建築学専攻助教授) |
パネリスト | ● | 伊東正示((株)シアターワークショップ代表) 雨宮正弥((株)日本設計・第2建築設計群 主任技師) 伊井 伸((株)都市造形研究所・代表取締役) |
特別企画 |
舞台芸術NPOサミット |
前回好評いただきましたNPOサミットを今回も開催します。
昼食をとりながら、気軽に話し合える場を設けます。交流を深め、ネットワークを広げましょう。
会場準備のため、必ず事前に事務局へ御連絡下さい。(TEL&FAX052-934-1452)
参加申込者には集合場所等を御連絡いたします。
なお、当日昼食代(実費)をいただきます。
司会 | ● | 清水裕之 (特定非営利活動法人世界劇場会議名古屋理事長) |
芸術情報サロン |
全国の劇場・芸術団体の交流の場として気軽にお立ち寄り下さい。
チラシ、パンフレット、上演ビデオなどを展示・放映しています。
またインターネットの端末も用意しましたので、自由に情報が検索できます。
※チラシ、資料等の持ち込みをご希望の方は事務局までご連絡下さい。
詳細はこちらをご覧下さい。